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上に転がるべし!転職独自考察 その1

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以下のコメントが指す言葉が、この記事のテーマです。

 

「自分の評価が低すぎる!もっと出世して、ガンガン稼いでみせるぞ!」

「理不尽としか思えない人間関係と環境に疲れてしまった」

「もうご奉仕は十分だろう……これからは自分のペースで生きていきたい」

「考えたこともないね。自分は公務員だから、このまま定年退職すれば、老後は安泰だし」

 

社会人であれば、ほとんどの人が1度は真剣に、あるいは日々自問自答を続けていることでしょう。

 

転職。

 

この極めて現実的な人生のテーマに関する情報は、ある意味すでに飽和状態と言えるでしょう。

一定規模以上の書店に足を運べば、専門のコーナーが設置され、立ち読みする人の姿が絶えません。

インターネット上に関しては、申すまでもありません。

 

しかしながら、それらに目を通してみると、ある偏った共通点に気づかされます。

 

・上場企業もしくはそれに準ずる規模の企業に属する人が対象。

・自身のスキルを活かし、より高いステージを目指したい人向け。

・目指すべき転職先は、現在の所属先と同等以上で、より高収入が期待できる企業とする。

・紹介される転職の手順は、いずれもが暗黙の了解(?)的なマニュアルに沿ったもの。

 

無数の職種が共存する、我が国の経済社会を支える、すべての労働者に宛てた発信とは思えません。

転職はすべての人に与えられた権利であり、誰もが転職で天職に就く可能性を有しているはずです。

 

冒頭から肩に力が入ってしまいましたが、同記事はこの価値観に基づき、お話を進めさせていただきます。

同一ジャンルの多くの記事が、成功(=失敗しない)ノウハウや成功者の体験談中心ですが、それらはもうお腹一杯でしょう。

「痛いところを突くなよ!デリカシー欠きすぎだぞ!?」

文中このような話題も出て来るかと思いますが、そこはご自身の胆力を発動から、まずはご一読をお願いします。

 

目次

 

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キッカケを恥じることなかれ!現実逃避も立派な理由

 

転職を真剣に考え始める時期やきっかけは、人それぞれで当然です。

まずは筆者の印象に残る、自他共に転職成功者と認める方々の回顧コメントに、耳を傾けてみましょう。

 

#談話1

 

小さな会社の営業マンでしたが、上司以下全員が余剰人員でした。

形だけの朝礼が終わると、全員揃ってマンガ喫茶へ直行。

モーニングからそのままランチタイムに突入し、夕刻帰社から嘘八百の営業日報を書き殴れば、1日の終わりでした。

それなりの志を胸に入社したものの、先輩方には逆らえず、苦手な煙草の臭いに耐えながら、無意味な時間を過ごす、あの頃の私は給料泥棒でした。

連日数軒喫茶店をハシゴする散財も辛く、逃げ出すように転職活動をスタートさせました。

あれから数十年、当時あの職場で唯一身に付いた作文力(苦笑)を活かし、今はライターとしてもそれなりの副収入を得られていますよ。

 

(男性・50代後半)

 

#談話2

 

昨今はコロナ禍でそんな光景も見られませんが、昼休みまで実質拘束時間だったのに、辟易としていました。

当時の会社の立地条件はランチ激戦区で、正午の時報と同時に飲食店に駆け込まなければ、昼飯にありつけない環境でした。

ところが私の直属の上司は、部下を全員引き連れ、1つのテーブルで自分の食べたいメニューに付き合わせなければ気が済まない、厄介な人でした。

「お2人と3人に分かれて着席いただけますか?」

若い自分は食べたくもない、山菜そば定食の店で、こんなふうにお声がけいただくも、頑なに全員1つのテーブルに固執

結果時間ばかりが流れてしまい、時計の針を気にしながら、延々店の外で並ぶ繰り返しでした。

職場を飛び出す理由としては、賛否の否が大半でしょうが、個人的には結果オーライだったと、今はむしろ感謝しています。

 

(男性・40代前半)

 

食べ物の恨みの恐ろしさを再確認させられるようなコメントが並びましたが、当事者にとっては切実な問題でしょう。

いずれも自身の未来像を見据えての転職ではなく、単なる現実逃避だったと、臆せず話されています。

 

「時代は変われども、この国の会社組織の根底は、やはり年功序列である以上、社風に染まった素振りで上手に立ち回るべきだ」

こうした意見も少なくないでしょうし、だからこそ今日の実社会が維持されているのも、確かな事実でししょう。

 

転職を考え始めたきっかけそのものに、貴賎も正誤もなく、大切なのは自分自身にとって、それが切実な問題であるかどうか

社内出世物語の主人公だけが、転職の成功者候補ではありません。

一旦リセットしたつもりが、経済社会の地表から下側に、一時的にめり込んでしまうこともあるでしょうが、ならばそこから這い上がればOKです。

 

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転職≧勤務先の変更を通じた生き方修正

 

難解な第一印象の、等号と不等号が同時に用いられた一節、以下に解説させていただきましょう。

国語と算数が混在するこの一文こそが、同記事をご一読いただく際に、必ず踏まえておいていただきたいポイントです。

 

世の中全体に共通する傾向として、

「転職先イコール既存の企業であるべき。独立起業は脱サラであって、転職とは言えないのでは?」

みなさんも同じような考えでしょうか?

 

転職=職業を転換(他の仕事に換える)。

 

・これまでのスキルと人脈を活かし、独り親方てきに独立起業。

・家業を継ぐべく退社から、自身にとっての新天地での仕事に臨む。

・信頼できる人物から、雇われ店長のポストに誘われ、それに応えて勝負する。

 

いずれも多くの転職指南記事が必須である紹介する、転職サイトの活用・エントリー・筆記面接試験突破などの手順は見当たりません。

さらに企業から企業への転職に関しても、次のような興味深い体験談が見過ごせません。

 

#談話3

 

新卒で上場保険代理店に入社しました。

他の同期は全員営業畑に配属されるなか、自分だけは総務部人事課でした。

「俺は幹部候補だ!」

勘違い有頂天から1年と持たず、逃げるように退職からの再就職活動は、思い通りに行かなくて当然でした。

深夜のラーメン店でのワンオペバイトを評価され、その経営母体からは正社員として誘われましたが、自分の中では違いました。

連日収穫が得られないハローワーク通いにも、諦めの気持ちが芽生え始めた頃、唐突に建物の前で見知らぬ男性に声をかけられました。

若き起業家のその人は、偶然私の出身大学の先輩でした。

「会社設立から日が浅く実績がないので、ハローワークに登録できない。だからぼったくりバーの客引きよろしく、こうして声をかけているんだ」

その日のうちに会社訪問から、半ば強引に入社を決められてしまいました。

以来数年、社長の人間力で会社は急成長。

私は20代で地方都市の支社長的なポストを与えられ、年上を含む数十名の部下の長として、大変ですが充実の日々を過ごせています。

 

(30歳・男性)

 

わざとらしいシンデレラストーリーと無視するのも、この数行の中に何らかのヒントを見出されるのも、みなさんの自由です。

少しでも興味を抱いていただいたのであれば、次にハローワークの近くに足を運ばれた際に、しばし定点観察してみてください。

突然背後から声をかけられ、驚いて振り向く展開が、アナタを待っているかもしれません。

 

 

ここまでご一読いただき、率直な感想はいかがでしょうか?

ビジネス書コーナーに山積みされている書籍にも、ネット空間に無数に存在する記事にも、ほとんど綴られていないであろう、独自の転職考察です。

「転がる」

高→低位置へと転がり落ちるイメージが否めませんが、ここで大切なのが、既成概念に疑いなく同調しない、いわゆる天邪鬼です(笑)。

 

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大勢のライバルと一緒の言動では、頭ひとつ抜きん出ることは叶いません

続編では同記事タイトルの、転がり上がるコツに視線を合わせ、さらにお話を進めさせていただきます。

よろしければ引き続き、お付き合いください。