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今回のテーマは、なぜ日本の経済が停滞しているのか?について解説していきたいと思います。
目次
なぜ、日本の経済は停滞しているのか?
高度成長期を迎えた日本は世界に類を見ないぐらいに経済を発展させてきました。
しかし、なぜ今こんなにも経済が停滞して苦しんでいるのでしょうか?
答えは簡単です。
高度成長期時代には、日本人の会社員がたくさん労働して、そうして何よりも功績が大きいのは、大学を大衆化したことです。
今では当たり前のように見えますが、誰でも、大学にいけるようになった日本はすごいです。
しかし、この大学にいけるようになったことで、大卒じゃないと就職が厳しくなり、そして、お金がない人は、奨学金を借りて大学に行くようになります。
奨学金を返しながら、生活していくのは今の日本の給料では厳しく、節約して生きていかないといけません。
このことも、経済を停滞している要因の一つでしょう。
日本経済の停滞の根本的な要因を考えないといけません
戦後の焼け野原から、世界一位の経済大国になるまで、本当に素晴らしい日本の経済でした。
それがなぜ、今や後進国にも劣る経済成長率になってしまったのか、不思議でなりません。
日本は自然の資源は乏しく、石油や石炭などはほとんど海外から買っています。
日本の資源は特に素晴らしかったのは人的資源なのです。
勤勉と誠実な日本の国民性が素晴らしくマッチした時代だったので、日本の経済は目覚しく発展しました。
しかし、今の時代は、人的資源よりAIなどにより人が仕事をしなくても良い時代になりました。
人の仕事はAIなどに奪われていったのです。
これが第4次産業革命ですね。
この時代に、日本にはよりクリエイティブに誰も見たことがないような素晴らしい製品を生み出す人材がなく、世界から遅れを取りました。
時代に教育と日本の国民性がマッチしなくなってきたのです。
柔軟に変化しないと経済は発展しない
戦後間もない高度成長期には、終身雇用など新しく雇用を生み出し、そして、社員教育も十分に行い、会社が積極的に人材を育てていました。
しかし、今はどうですか?
まだ、終身雇用にしがみつき、新しい雇用制度を生み出さないです。
そして、日本の教育はいつまでも、変化がなく明らかに日本の教育はアメリカから見て遅れています。
経営学やプログラミングなどどこをとっても、日本の教育の劣化は身近に感じます。
それに伴い、日本の人材は明らかに劣化していっています。
会社員になり、会社にしがみつきたい人で溢れかえっているように感じます。
これでは、クリエイティブな思考を持ち、誰にも生み出せないような世界で戦える人材が育つ訳がありません。
そして、社会のシステムを全然変えようとしない、既得権益にしがみついた老人たちがいる限り日本の経済の発展は難しいでしょう。
こういうことが今の日本の経済の停滞を生んでいるのではないでしょうか?