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若手世代の転職と親ブロックについて

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現代は10~20年前と比べて雇用の流動性が高くなっていると思います。

それに従い、転職という選択肢がより一般的になってきています。

そこでこの記事では若手世代の転職と親ブロックについて考えていきたいと思います。

かつては「仕事は3年は続けろ」という考え方が主流でしたが、第二新卒という言葉も使われるようになり容易により良い仕事・待遇を目指せる環境になりました。

まず第二新卒とは何を意味するのか見ていきましょう。

 

目次

 

 

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第二新卒とは?

新卒から3年以内の人材のことを指す言葉です。

第二新卒をターゲットにした求人もあり、転職時に有利に働くこともあります。

年齢的な若さと短期間ではあっても社会に出て働いた経験ごあること、それでいて前職の文化に染まりすぎていないことが雇用する側から見ての魅力なようです。

つまり、純粋な新卒よりも社会経験があり育てやすいということがあります。


このように第二新卒の概念の普及もあり若い世代にとって急速に選択肢が増えました。

しかし、少し上の世代には昔ながらの「石の上にも三年」的な考え方を持つ人も多くいるのではないでしょうか。しばしばぶつかり合いが起こります。

その結果起こるのが転職時の親ブロック・家族ブロックです。

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親ブロックとは

転職活動を親・家族に横槍を入れられることをこのように言います。

場合によってはせっかく得た内定を辞退せざるを得なくなるケースもあります。

実際にブロックに遭って採用を辞退する人が増えているようです。

転職を考えた人がまず最初に直面する壁がこのブロックではないかと思います。
社内の事情も知らない人間に何がわかるのかとも思いますが、身内相手にこのブロックを突破するのはとても難しく、泣く泣く進路を諦める人もいます。

 

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親ブロックが起こる背景


まず第一に親世代と現役世代では就職活動のあり方が違っていたということがあります。
現在はあまり景気が良いとは言えずコロナの影響もあり求人は抑えられ気味だと言えます。
しかし、親世代が就職活動をしていた頃はバブル景気真っ只中です。
コロナ前よりも有利な売り手市場だったといいます。
現在と当時では内定を得る難易度が全然違います。
ここから起こる考え方の違いでもっと良い会社があるはずだからと悪気なく辞退を勧めるパターンが一つの背景です。
もう一つの背景は将来への心配です。
転職先の知名度が低い時や地元を離れて働こうという場合に発動するのがこのパターンでしょう。
我が子には安定して道を進んでほしいという親心から転職を反対してしまうという論理が二つ目の背景です。
どちらの背景も根底に共通しているのは転職という言葉への不安です。
現役世代にはよくある話でも親世代からすればとんでもない話に見えてしまうのです。
では、我々はその圧力に屈してしまって本当に幸せになれるのでしょうか。
私の周りには第二新卒のうちに転職できた人とブロック等の理由で出来なかった人がいます。
それぞれがその後どうなったかをご紹介していきます。

 

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転職出来た人のその後(1)

この人は誰もが名前を聞いたことがあるであろう大企業に入ったものの数年で別業界に移っていきました。
上の世代の考え方で捉えれば「せっかく入った会社を3年も続けられない奴はどこに行ってもダメだ」となるでしょう。
しかし実際は興味のあることを仕事にできて待遇も上がり充実してそうな日々を送っています。
早いうちにその業界に移ったことで必要な知識や資格などもすぐに取って追いつく事が出来たようです。
年数を重ねてからであれば新しい勉強もすんなり行かなくなっていくのではないでしょうか。
また、転職先が副業を認めている会社なのであれこれと個人のビジネスにも挑戦しているようです。
この人を見ていると転職が功を奏したように見えます。

 

転職出来た人のその後(2)

もう1人、ブロックされずに転職できた人が知り合いにいますのでそのパターンをご紹介します。
この人は人事異動によりやりたかった仕事から外され畑違いの部署に行くことになってしまいました。
同時に勤務地も移ることになり知らない土地で一気に生活環境が変わってしまったようです。
異動先でも新しい仕事を楽しもうと頑張ったようですがどうしても元の部署での仕事を諦め切れずその職種の求人を見つけて転職しました。
結果、やりたい仕事に戻ることができたことで、仕事上苦しい場面に直面することがあっても前向きに働くことが出来ているようです。


転職出来なかった人のその後

転職できた人たちのその後をご紹介してきました。
一方で親ブロックにより転職出来なかった人はどんな仕事生活を送っているのでしょうか。
ブロックに遭ってしまった知り合いの近況もご紹介します。
この人の不満は福利厚生や社内制度が募集要項と現実で全く違っていたことですがブロックが激しく転職を諦めてしまったのでした。
社内制度が原因だと本人がどれだけ仕事に努力しても劇的に状況が改善することはほぼないでしょう。
結局不満を抱えたままモヤモヤ働くことになっているようです。
実際のところ給料も周りが思い描いているほど上がらないのですがブロックした身内は何か助けてくれるわけでもなく…。
もちろん転職しない方が良かったというパターンもあるのでしょうが私の周囲にいる人を紹介するとこの3例が上げられました。

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親ブロックへの対策

ここまで親ブロックが起こる背景とブロックを乗り越えた人、乗り越えられなかった人を実例を交えて見てきました。
万が一あなたが親ブロックに遭った場合はどのように対処すれば良いか考えてみましょう。

(1)資料やホームページを見せる
背景の説明では親ブロックの根底には知らないことへの不安があるとお話ししました。
知らない会社への不安を払拭するために転職先の企業サイトや事業内容、会社の規模などがわかる資料を見ながら話すと効果的ではないでしょうか。

(2)家族向けの説明会があれば連れて行く
これは珍しい話ですが企業によっては応募者と家族に向けての説明会をしているところもあるようです。
もし希望の会社が家族向け説明会をやっていれば一緒に参加するのも手だと思います。

(3)オフィスや本社ビルを見せる
データや言葉でどれだけ丁寧に説明しても実際に見たことのない会社には不安感が残るのかもしれません。
説得を重ねてもブロックが続く場合は希望の会社のオフィスが入居しているビルを見に行ったり写真を見せたりすることで親にも安心感が湧くのではないかと思います。
親が転職に感じる不安には金銭的なことや安定感だけでなくステータスへの不安もあると私は考えます。
「名前の知らない会社」だと思っていた会社が実は「名前は知らないけど立派な本社を持っている会社」や「名前は知らないけど都心の一等地に事業所がある会社」であることが伝われば親の不安も取り除けるのではないでしょうか。

f:id:destiny6711:20220118235238j:plain終わりに

若手世代の転職と親ブロックについてご紹介しました。
ブロックされる背景には世代や価値観の違いからくる不安感があります。
真正面から議論しても平行線を辿るだけですので今回取り上げたポイントを押さえながら1人でも多くの方が親ブロックを乗り越えられることを願っています。